デザイナー
山田悠太朗
デザイナー

1992年北海道生まれ。2018年東京藝術大学大学院美術研究科修了。2018年より田中義久に師事、centre Inc.所属を経て、2024年独立。文化施設や展覧会のためのビジュアルアイデンティティの開発、作品集や書籍の装丁などのグラフィックデザインを行う。自身の筆致や特定の場所におけるフロッタージュなどの絵画的要素を取り入れながら、メディアの物質性を手がかりとした実践を展開している。
START Box(アーツカウンシル東京、2023)参加。
ビジュアルコンセプト
本展のビジュアルは、「座標」というテーマを空間的なレイアウトによって表現しています。タイトル、作品写真、会期情報などの要素が分散して配置されることで、それぞれが独立した「点」でありながら、ひとつの空間のなかで関係性を構築します。これは、東京都の支援を受けながら多様な領域で活動を続けるアーティストやキュレーター、マネジメント人材たちの現在地に重ね合わせたものです。背景に広がる淡いブルーの色面は、多様な活動や視点が交差するための座標平面として存在しています。情報を分散/組み替え可能な状態に保つことで、固定された意味や序列ではなく、鑑賞者自身が新たな地図を発見していく体験を促します。支援によって育まれてきた多様な実践をひとつの座標系のなかで捉え直し、その動的な関係性を可視化することを目指しました。